読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

僕の踵はなかなか減らない

未来の働き方を考える日記です。twitter ID:@shoteeta

夜と霧 -ヴィクトール・E・フランクル著

本日の感想文は[夜と霧] -ヴィクトール・E・フランクル著です。

 

夜と霧 新版

夜と霧 新版

 

 

この本は、、凄いです。自己意識というものを強烈に揺さぶられます。

著者のヴィクトー・エミール・フランクルオーストリア精神科医、心理学者でアウシュビッツやその他強制収容所を経験した中で本著を出版したという方です。

オーストリアのドイツ統合において、彼がユダヤ人だというだけで強制収容所に収監された経験が語られるのですが、とにかくこの本の中では生きることに対する苦悩を心理学的に客観し、自分や自分の周りの被収容者の心理の変化を各収容施設での状況に応じて刻々と変化する様をまざまざと描写しています。

「体験記」というと、どうしても主体性が出てしまうため、著者は最後までこの本の出版を自分につけられた「管理番号」で表すべきか、悩んだといいます。

本の中で繰り返されるのは、生きる意味を問う、ということ。

人間の尊厳が奪われ、生さえもはく奪された肉体的にも精神的にもがんじがらめの状態で、自分が死ぬことを含めて生きる意味を自分に問うことが人間にはできるのだという作者の主張は、平和に生きる私たちに強く語り掛けてきます。

ニーチェを引用している部分があり、「なぜ生きるかを知っている者は、どのように生きることにも耐える」という言葉は、とかく意味や意義を忘れがちな現代人にとって、金言であると思う。勿論、自分にとっても。。。

 

本を読む人だけが手にするもの

本日の感想文は「本を読む人だけが手にするもの」藤原和博著 です。

 

本を読む人だけが手にするもの

本を読む人だけが手にするもの

 

 パチンコをする人/しない人、ゲームをする人/しない人、本を読む人/読まない人と

分けた際、パチンコをせず、ゲームをせず、本を読む人はそれだけで1/8の人材になれますよ、と著者は言います。

著者の藤原和博さんは、元リクルート社出身で民間初の民間人校長として東京の中学校に赴任したことで有名な方です。

 

上記の1/8の人材は物事を分かりやすくする例ですが、実際に都内の電車で見ているとどうでしょうか。

スマホ…約6割

おしゃべり、音楽等…約2割

なにもしていないor睡眠…約1-1.5割

読書や新聞…0.5-1割

体感でざっくりこんな感じです。日によってないしは時間帯でも多少前後すると思いますが、都内に勤務されて電車をご利用いただく方はだいたい上記割合なのではないかと思われるのではないでしょうか。

つまり、都内に勤務し、かつ電車を利用している方というグループで区切ったとしても、本を読むことで10人に一人くらいの人材になれるということでしょう。

別に根拠を論じて証明したいということではなくて、読書は大事だよっていう笑

 

藤原さんの主張としては至極当然なもので、本を読んでいる人にとっては「うん、そうだよね」という内容かと思いますが、あまり読書が習慣になっていない人にとっては、是非読んだほうがいい本だと思います。

また、乱読(とにかく色々なジャンルを沢山読むこと)を推奨しておりますが、僕は大事なことは沢山本を読む中で、これだと思ったものは何度も繰り返し読むことも重要なことだと思っています。実際、一回読んだ内容は時間がたつとかなり忘れてしまいますしね。

僕がとりあえず30歳までに300冊と目標を置いたのも、この本に影響された部分があります。

英語の諺にYou are what you eat という言葉があります。あなたはあなたが食べた物で出来ている、だから食べ物に気を使いなさいという意味です。イギリスのテレビ番組の名前にもなっていたようですね。

最近は健康食品とか、ダイエット食品とかありとあらゆるスーパーやコンビニ等で売られているのを見ると、"健康に良い食べ物"というジャンルが完全に市民権を得たと思っています。周りでも気にしている人は多くいらっしゃいます。

ただ、体に入れる物にはそんなに気を遣っているのに、頭に入れるものについてはどうでしょう?気にしている人は果たしてどれだけいるのでしょう?

 

この本もそうですか、僕は本を良く読む人はYou are what you read という事を感覚的に理解している人なのではないかと思います。

あなたが読んだものがあなたを創る、と藤原さんも言っているのではないでしょうか。

 

脳に悪い7つの習慣

本日の感想文は、脳に悪い7つの習慣林成之 著です。

 

脳に悪い7つの習慣

脳に悪い7つの習慣

 

 

この本ですね、、ほんっとうに良い内容でした!是非読書会でも紹介したい本です。

著者は脳神経外科医での権威で脳低温療法の開発者という側面や、北京オリンピックの競泳日本代表チームに帯同し、脳科学的に選手がどのような行動をすべきかアドバイスを行ったことでも有名です。

 

脳に悪い7つの習慣と題しておりますが、それぞれの悪い習慣がなぜ脳に良くないのかを明らかにし、良い習慣も併せて紹介いただいてます。

人間を人間足らしめているのはまさに脳であり、その脳の自然な働きに従わないことがどのようなマイナスをもたらすのか、そこらじゅうに溢れるハウツー本とは一線を画す内容となっております。

特にビジネス書を読む方にとって、この本が根底にあるかないかで大きく知識の受け入れ方が異なってくると思いますので、いろんな方にお勧めしたい本でございます。

 

僕自身、本を300冊読むと決めてから目的が手段になっている部分が少なからずありました。

目的はより多くの良い本の中身を吸収し、自分の思考の一部とすることにありますので、まずはこの本にも書かれいているように、いいと思った本を何度も読み返し、その内容をあたかも自分が考えたと思えるくらい自然に出てくるようになるまで継続したいと思います。

まずは、この本からですかね笑

 

 

 

 

 

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる -ちきりん著

本日の感想文は「未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる」です。

 

 言わずと知れた月間200万PVを誇る人気ブロガーのちきりん氏が2013年に書いた未来の働き方に関する本となります。

 

この本が何を言いたいかを一言で説明しろ、と言われたら僕はこう答えます。

 

「100年生きる時代に、あなたの働き方を自分自身でコントロールするにはどうしたらよいか、考えませんか?」

ロンドンビジネススクールで今最も人気のある教授リンダ:グラットンの著「WORK SHIFT」から端を発した人生100年時代の働き方について、ちきりん氏の様々な観点からの考察が述べられた本著は僕にとって非常に有意義な読書になりました。

例えば、今後はストック型からフロー型への移行の提言や自分がいつまで働くのか、また働かなければいけないのか考えるよう促す記載には、はたと考えさせれられる部分が多かったです。

また、よく以下のような文句を言う方がいらっしゃいます。

「これ読んだって40歳で働き方をチェンジする(二回生きられる)のに、ちっとも参考になるような部分がない。だから内容が薄い」

確かに、個々の事象をあげつらっても一般に働く方には参考にし辛いのかもしれません。

ただ、そのような事を言われる方は、果たして本当に真剣に考えたのでしょうか?この本をそういった毎日の辛いルーティーンから抜け出す魔法を授けてくれると思っているのでしょうか?

そんな都合の良い本があったら、今頃皆大金持ちだし、誰も働いてないですよね。

この本が意味するところは、「未来の働き方を考えよう」なので、自分の立場で考えないと意味がないわけです。

僕もしっかりと自分がどういう方向に向かいたいのか、じっくり考えてみようと思います。

とある読書会では、これを読んでから、WORK SHIFTを読んでみなさいと言われたことがありまして、次はそちらを読むつもりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ハイ・コンセプト-ダニエル・ピンク著

本日の感想文はハイ・コンセプト-ダニエル・ピンク著 です。

 

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

 

 

 

2005年に出版されたダニエル・ピンク著(大前研一訳)のビジネス書です。

ダニエル・ピンクは「やる気に関する驚きの科学」のTEDスピーチでも有名で、20年前にはアメリカ大統領クリントン政権時代のアルゴア副大統領の首席スピーチライターだった経歴を持ちます。

TED

https://www.ted.com/talks/dan_pink_on_motivation?language=ja

内容に入る前に20ページほど大前研一の前書きがあるのですが、これだけでも読む価値があるかと思います。

要約すると、

「他国に出来ること」や「コンピュータやロボットに出来ること」を避け、

答えの無い時代を生き抜くために、今の時代(ハイコンセプト/ハイタッチな時代)に必要な能力(デザイン・物語・調和・共感・遊び・生きがい)を磨いていく必要がある、ということです。

 

ハイコンセプト=パターンやチャンスを見出す能力、芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力、人を納得させる話の出来る能力、一見バラバラな概念を組み合わせて何か新しい構想を考える能力

ハイタッチ=他人と共感する能力、人間関係の機微を感じとる能力

上記を要約して右脳主導型能力と呼んでいます。

言ってしまえば、左脳主導型の行動=代替可能な仕事は早晩取って代わられてしまう。更に今はAI全盛の時代で、野村総研の出した調査結果ではなんと日本の49%の仕事はAIやロボットに代替されてしまうらしい※

https://www.nri.com/jp/news/2015/151202_1.aspx

そんな中で僕らは将来に向けてどんな事をやっていくのか、そんな未来の働き方を考える大きなマイルストーンな内容になっていると思います。

いやー、これが10年前にかかれているとは末恐ろしい、、ほとんど現実になってきてますね。

ちょっと話がそれてしまいますがが、外資コンサルで働いている友人が、週末に美大で勉強していると聞いていて、そんな趣味あったっけなと思っていましたが、この本を読んだ後ではストンと腑に落ちました。

 

 

 

30歳までに300冊を目指す

3月の中頃から会社の元同僚(現:アクセンチュア)に読書会に誘われまして、まあ一回くらい行ってみようかなと思ったのが、タイトルの目標を掲げたきっかけです。

僕は今社会に出て4年目くらいなのですが、この3年間毎月70時間-120時間の残業をしている中で、自分への投資が全くできていないことに改めて気づきました。

そこで、この一見無謀にも見える目標を掲げることで、自分にとって大きな石を最初に入れることをしようかなと思うに至りました。

あと三年後、この記事を見たときに「ああ、この目標に向かってよかったな」と思えるように頑張ります。

 

30歳の誕生日が2020年8月23日で始めたのが2017年3月20日なので、凡そ40か月。

つまり300冊を読むためには一ヵ月で7.5冊を読む必要があります。

 

※現時点で読んだ本は14冊で月9冊ペースなのでまぁまぁの走り出しとなっています。

 

また、このブログに読んだ本の感想をつらつらと書いていきたいと思います。

読書メーターで読んだ本を登録しているのですが、文字数制限があるので、今一感じたこと思ったことをすべて書けないのでこちらに一人投稿をしたいと思います笑

 

神田さんも言うように、「馬鹿になるまで本を読め」を実践していく所存です。